La'cryma Christi GREATEST-HITS

La'cryma Christi La'cryma Christi GREATEST-HITS歌詞
1.Warm Snow

作詞:TAKA
作曲:SHUSE/HIRO

泳いでいた体の芯から
冬の川をくつろぐ一時
コンタクトレンズの三日月が出ている頃
白いサソリが月に染まり輝いてた
向こう岸まで 背に乗せて 連れて行ってよ
目を潤ませてる かぼそい声 泣き出しそう
暗く重い空が割れて 雪がこぼれ始めだす 肩をすくめてた
怯えた目のサソリを乗せて
君を信じ 涙を 信じて
暗く重い空が割れて 雪がこぼれはじめだす 肩をすくめてた
蒼い毒のハーモニカ 骨の中を奏でてゆく
沈んでゆく体の芯から 螺旋描き視界は堕ちゆく
サソリは見てる 頬杖を突いたまま
サソリは泣いた 白い夜に…
There is no warmth any more.
There is no blood any more.
There is no snow any more.
There is no love any more.


2.Forest

作詞:TAKA
作曲:HIRO

ガラスの迷路の中で あなたを包み込んでる
虚ろな瞳で 霧と共に

霧のレクイエムに揺れる 最後のミサさえ
過去に置き忘れて
錆びれた礼拝堂には 外れかけのドア
外は静かな雨が

ガラスの迷路の中で あなたを包み込んでる
虚ろな瞳で 霧と共に

ずぶ濡れに 濡れていた 白い素肌も
そして 長い髪も

Ah レンガに映る 二人の影だけが
一つに重なりあう 絡み合い

Ah レンガに映る 二人の影だけ
一つに重なりあう 絡み合い

ガラスの迷路の中で あなたを包み込んでる
虚ろな瞳で 霧と共に
ガラスの迷路の中で あなたを包み込んでる
虚ろな瞳で 霧と共に

ガラスの迷路の中で 破れた聖書を燃やして
震える その肩 抱き寄せてた…


3.偏西風

Lyrics:Taka
Music:Hiro

過去の匂いも忘れた すり切れた岩肌には
止めどない思いだけが映って変わるよ

もしも 許されるのなら 素肌のままで抱き合う
砕けた優しさの中 記憶をたどった

立ち止まった小高い丘の上薄紫に空は泣き続けて
振返る事も忘れ今は君のことを想うよ

揺れるカゲロウと染まる君を 偏西風へ描きはじめ
耳を澄ましてたけれど何も届きはしない...

Ah.....

風上から溢れ出す涙は 風下へと刻を流してゆく
息をする事も忘れ今は君の事を思うよ...

揺れるカゲロウと染まる君を 偏西風へ描きはじめ
耳を澄ましてたけれど何も届きはしない 僕の側へ
揺れるカゲロウと染まる君を 偏西風へ描きはじめ


4.THE SCENT

作詞:TAKA
作曲:HIRO

北へ向かう 船の窓辺にもたれて
海を見続けていた
すり抜けて行く 鉛色の空だけが
この BAR を見送って

どこまで行ければ 温もりに逢える
わずかな香りは 静かに想い出を語る

※はじめて過ごした朝が 白夜の鳥カゴの中で
廻り続けているよ
あなたの仕草が見たい 揺らめく声と共に泣く
吐息を感じて※

微かなため息 記憶の中から
あなたの香りを 静かに探し求めてた

(※くり返し)

全ての愛の言葉は あなたへ渡した指輪に
刻んであるのに

波はうねり 深い瞑想を忘れ
泳ぎ続けているよ Wo…
どこまで行ければ あなたと愛することが出来るの
いつか…


5.南風


6.With-you

作詞:TAKA
作曲:TAKA

夜の光が街を染めてく僕の中までも

最終電車見送る人の群れ眺めてた
過去の自分を背丈の似ている彼に映したり
無邪気に人を信じられない時代に揺れながら
ピュアな愛などこの世にないと諦めかけてた

離れた夜空を見ると 妙に切なくなり
体が1/2だけになった 気さえするよ

もう君なしじゃ生きられない SO 気付いてた いつからだろう
見つめられて 泣きそうな夜は きつく抱きしめていたい
もう悲しみはいらないから SO 傷ついた 涙をふいて
時を越えよう 瞳を閉じて 折れそうな君の肩を抱くよ

時計仕掛けの オレンジたちが まぶたににじむよ

ふてくされた寝顔見ては 心探るけれど
喧嘩もたまにゃ いいスパイスになるよ ねえそうでしょ

もう君なしじゃ生きられない SO 気付いてた いつからだろう
見つめられて 泣きそうな夜は きつく抱きしめていたい
この細胞のひとつひとつ 君のイニシャル 刻まれてゆく
無限の空を 二人で見上げ 白いくちづけをしたい

人は誰もが皆 出会い 別れの海を もがきながら 傷つきながら
それぞれの想いだけ 泳ぐ

夜の光が街を 染めてく 僕の中までも
緑の蝶が 街を染めてく 二人を包んで

夜の光が 街を染めてく 僕の中までも
緑の蝶が 街を染めてく 二人を包み

夜の光が 街を染めてく
緑の蝶が 街を染めてく


7.未来航路

作詞:TAKA
作曲:KOJI

そよぐ風にもたれてる 君の肩抱きしめてた
「愛してる」って言われたら 心まで 溶ろけそうさ

夏をはこぶ この季節の夜風あびて
思い出した 君と二人 手をつないで
並木道を抜けて 抜けて 抜けて
公園まで つづく 足跡

振り返ると 過去の僕が 見つめていた
「こんな時代 男女の恋は 芝居だって
皆すぐに 他人のふりをするよ」
でも人は変われる 大切な人と出会えたら

そよぐ風にもたれてる 君の肩抱きしめてた
「愛してる」って言われたら 心まで 溶ろけそうさ

君が教えてくれたものは 駆け引きだらけの恋捨てて
二人で共に歩いてく生き方 この長い路を

考えてた 澄んだ君の瞳の中
いつまででも 僕は映っていたい 永遠に

そよぐ風にもたれてる 君の肩抱きしめてた
「愛してる」って言われたら 心まで 溶ろけそうさ

二人の影重なった この部屋は朝を迎え
終わりのない悲劇でも 構わないよ 構わないよ 構わないよ
君といれば


8.Lhasa

作詞:TAKA
作曲:HIRO

さよなら 降り出した雨が こころ濡らす
さよなら 君の想い出が 僕に溶ける

悲しみの涙を胸に抱いた 夜霧の様な人の群れが
君のナキガラを見守って 沈む

さよなら 降り出した雨が こころ濡らす
さよなら 君の想い出が 僕に溶ける

誰でも生まれたり朽ちる時は 一人きりの砂漠をあるく
ほら 風もないのに 足跡 揺れて消されてゆく

だけど 君の細い指紋のなか 世界中の貝殻
僕の声と混ざり 広い空へ浮かぶよ

もう泣かないよ 泣かないよ 僕は
Ah こわれそう こわれてく 僕が

さよなら 降り出した雨が こころ濡らす
さよなら 君の想い出が 僕に溶ける

さよなら もう出会うことは できないけど
さよなら せめてこの詩を 君に捧ぐ

(For you…)
(For you…)
(For you…)
(For you…)
(For you…)


9.イスラエル

作詞:TAKA
作曲:HIRO

光を飲み干す眩い月
ねじれた太陽揺れてる夜

二つに海が割れ 失われた国見た

左脳の瞼が 開き叫ぶ
「幼き頃だけ過ごせた場所」

バイクのライトつけ今 君乗せ行く
禁断の果実(み)を求めいくつも国境線越え

甘すぎる風が鼻孔をさして イスラエルのハスの花が舞った
生暖かなこの空気の中 踊っている
異国の音色に酔いしれた後

目が覚めると君が神殿まで僕の体を引きずっていった

白髪の偽の教祖(グル)達叫ぶ「悔い改めよ されば救われん!」
悲劇の時代 メシアを求めた旧人類
「人々は神が手造りをした たった1つの失敗作だ」と
想えばすぐに過ち許せる

二人が果実かじる頃 張りのない笑顔振りまく
神がGAME(この世)をリセットしたのさ
Endrollも見ずに...


10.Blossom

作詞:HIRO/TAKA
作曲:SHUSE

君の揺れる瞳の中で 咲いていたいのさ
空に光る 流れる雲を感じたい

やけに甘く朝が訪れたね
二重瞼 谷間に指を這わせて
「肌が荒れたからビタミンとろう」だなんて
平和のサラダは舌の上 Everyday

君の揺れる瞳の中で 咲いていたいのさ
空に光る 流れる雲を感じたい

遠く近い国の偉い人が
子供達にミサイルを磨かせてる
友を切り裂くと 重い罪なのに
敵を殺したら英雄なのか? Child's play

君の揺れる瞳の中で 咲いていたいのさ
空に光る 流れる雲を感じたい

咲き乱れる赤い花
やがて土に帰るだろう
万物は流転する いつも
時空超えた叫びだけが 舞う

肌の色や 生まれた場所で
いったい人間の何が解るのだろう?

君の揺れる瞳の中で 咲いていたいのさ
空に光る 流れる雲を感じたい

咲き乱れる赤い花
やがて土に帰るだろう
万物は流転する いつも
生あるもの全ては
やがて土に帰るだろう
せめて 今 安らかなKISSを

君も消える
僕も消える


11.雪になって消えた二人

作詞:LEVIN
作曲:LEVIN

いつの間にか降り出した雪が
街をそっとつつみこんでいた

鮮やかに染まる冬の情景は
氷の世界へと誘う

傘もささず 空を見上げると
白い息が僕の手をすり抜けて

凍りついていた 想いは溶けずに
砕けて雪になって消えた

君を迎えに行く夢を何度も見て目が覚めた
もう二度と過ぎることのない冬が切なくて

君を迎えに行く夢はあの時代の二人のままで
いつかまた会える日が来ても夢で会いましょう

'サヨナラ'を君に言わせてゴメンね
二人は雪になって消えた

君を迎えに行く夢を何度も見て目が覚めた
もう二度と過ぎる事のない冬が切なくて
君を迎えに行く夢はあの時代の二人のままで
いつかまた会える日が来ても夢で会いましょう


12.LIFE

作詞:TAKA
作曲:HIRO

なだらかな坂道を行く
移り行く日々を 数えた
少年時代から 生きる術学んで 伸びる影 弧をえがく

絶え間なく続いてる街
明日を伝えてゆく人
信じられないような やさしさに飢えてる こんな日は
愛すべき人よ そばにいて欲しいのさ

まだ見ぬ 幸せ求めて 誰もが旅の地図拡げ 生きている
凍りつく風に 手を差し伸べても
まばゆい 光つかむまで ささやかな愛を与えて ほこらしく
雲が 流れてく この時代を みつめて

TVニュース 伝える街
銃声が響き始めた
この部屋で

'壁など乗り越えて ゆく為にあるのさ' 友が言う
愛すべき人よ そばに来てくれないか

まだ見ぬ 幸せ求めて 誰もが旅の地図拡げ 生きている
凍りつく風に 手を差し伸べても

冷たい アスファルト割れて 芽生える種子も いつの日か たくましく
花を咲かすだろ この時代に 必ず 僕らも 咲くだろ

La La La La
La La La La


13.カメレオン

作詞:TAKA
作曲:HIRO

静かな朝に ハブラシをかけ
違う自分に 変り始めた
感じる程に いとおしくなる
甘えた声の 君が欲しいよ

君は心に鍵を閉めてる
そうたやすくは入り込めない
でも僕ならば SPYのように
忍び込めるはず

昨日から続いてる 近くの街路樹抜けて
窓越しの助手席で 子犬が見つめているよ
鳴り止まぬクラクション 心で響き始めた

空と僕等のもろい隙間
やたら冷たく強い風が
吹き荒れる前に

輝いた涙が枯れるほど
温めたこの想い伝えたい
ミステリアスな舌 包み込む
その身体この時間が止まるまで

眠りから覚めたとき
すべてが夢だとしても
君だけはそばにいて
温もりを感じてたい
いつまでも
かわらない強さで抱きしめるから

愛は微妙に姿を変え流されていく
まるで白いあの雲みたいさ

輝いた涙が枯れるほど
温めたこの想い伝えたい
ミステリアスな舌 包み込む
その身体この時間が止まるまで

鮮やかに季節が移りゆく
この空を僕等は見上げていた


14.my graduation


15.SCREAMING

作詞:HIRO・TAKA
作曲:HIRO

このまま深く愛し合えた時が流れ
僕らは二度と戻れないよあの頃には

夢に映る君の目を
まどろみの静けさに 捧げよう今

※絡まる声が届くと信じ願い続けた
激しく溢れ出した涙に終わりはないように
忘れはしないよ最初のkissを
忘れたい最後の涙の意味※

冷たく光る指先から奏でられる
旋律はまた遠く響き優しくなる

許し合えた言葉さえ悲しげに囁くよ
嘆きの夜に

張り裂けそうな痛みを抱いて揺れる瞬間
高まる想いはまた あなたを捜していたのだろう
消えてゆく波が足跡を消す
今は全て許し僕は強く

いつかまた抱きしめ合えるだろう
腕を伸ばし悲しみの果てへ
走り続けようこのまま....人で
朝を感じながら

(※くり返し)

何も見えずに絡まる声が届くと信じ
何も聞こえず張り裂けそうな痛みを抱いた
消えてゆく波が 足跡を消す
今は全て許し僕は強く

深く愛し合えた時は過ぎて
二度と戻れないよ二人
許し合える時も消える
全て波に飲まれ 深く...